心理学とは
一般的に、心理学とは1590年にドイツの哲学者ルドルフ・ゴクレニウス(1572〜1621)の論文の題名として使われたのが最初と言われています。
psyche(心)と logos(倫理)という言葉のように、心理学は心を学問として論理的に研究し、科学的に心の仕組みを解き明かすことを目的としています。
「どうしてあんなことをしてしまったのだろう」と、人はよくわからない行動をとってしまうことがあります。これは、心の奥にある無為意識(心の奥底にある、自分では意識されない心)の働きによるものです。
私たちは、直接心を見ることが出来ません。ですが、心理学の力を借りて心を感じる事はできます。物事に人間が関わる以上、「心理」は全ての物事に働いています。数学や物理のように測定できない分、研究範囲は限りなく広がっています。
心の探求は、古代から哲学者や医学者によって行われてきました。古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、心を生命が活動するための原理として捉え、心の活動は身体を通して表れるとしました。そして、人間だけではなく、動物や植物にも心は存在すると考えました。「精神こそ研究意義の最も高いものである」という有名な言葉を残しています。
また、古代哲学者のプラトン(前427〜327)は、「心の働きはもともと人間に備わっている」(生前説)と考えたのに対し、アリストテレスは心を「生物の原理である」と考えました。
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